こんちわっす!たむです!|°о\X/о°|(@tamunikki_type2


空冷ワーゲンに乗るにあたって、予備の部品を積んでおくのは常識です。


元気に動いていても、部品がいつ逝ってしまうか分からないのでねw


今回は、そんな予備部品を積んでおいたら、突然のトラブルで動かなくなったけど、車の知識があんまり無い自分でも路上復帰出来たよ!っていう記事です



  予備部品は必ず積みましょう

まず、空冷ワーゲンに乗るなら、部品の予備を積んでおきましょう。


最低でも、アクセルケーブル、クラッチケーブル、ブレーキケーブル、ヒューズボックスのヒューズ、ファンベルトは積んでおくべきです。


最悪、路上でトラブって動かなくなっても、部品が変えられれば、何とか自走して帰れる確率が上がります!


また、部品も年代別で長さや仕様が違ったりするので、予備を買う前に自分のワーゲンに使用されている型を確認しましょう。


そうしないと、いざ交換しなければという自体になった時、型が違くて付けられないという事も有り得ます。


実際、出荷当時の年代の部品を全て備えている空冷ワーゲンは、フルレストアで部品を全てその年代で新たに揃えない限りほとんど有り得ません。


現に、僕はポイントという部品を変えようと、付いてる型をノールックで買ったら見事に間違え、取り付けできなかったことがありますw


そのおかげでレッカー代10万払ったことあります(´д`|||)アホ


気をつけましょうw



  車の後ろから「バツンッ!」

たしか年明けくらいでしたかねー!


出掛けようとマイバス君で家を出て、最初の信号に差し掛かって止まってたんですよね。


で、信号変わったんで発車しようとクラッチを踏んだら、車の後ろの方から


「バツンッ!」ってまあまあな音が聞こえたんですよねw


もうそのときは(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?


って感じで、最初は何が起こったのか分からなくて、後ろ振り向きましたw


でも、車の後ろには何も無いから、何かがぶつかったわけでもない。


とりあえず近くのコンビニ行って見てみるかーと思って、ギアを2速に変えようとしたら「ガリガリッ」って音・・・


・・・クラッチ切れてないやんけ(´д`|||)


このまま無理にギアを変えるとギア自体にダメージが行くと思ったんで、1速のまま何とか家へリターン!


ちょうどこの数日前にクラッチケーブルが切れて直した人のブログ読んでたんで、直ぐに分かりましたw


気持ちクラッチペダルが軽いし、バツンって言ったし(^^;)



  クラッチケーブルお亡くなりに

無事に駐車場につき、トミー毛塚さんのガイドブックに従い、マイバス君のしたに潜り込みます。
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下でモゾモゾしてたら見つけました。


やっぱりクラッチケーブルさんお亡くなりに(泣)
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完全に逝っちゃってます(´д`)


ケーブルを外すべく作業をしやすくしました。
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で、ケーブルの先に点いてる蝶ねじを回して外し、ケーブルを取り外しました。
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※蝶ねじは手では当然回らないので、プライヤー使いました。


綺麗に芯線以外切れてますねw


それに、芯線だけじゃなく、ペダルと繋げるところも綺麗な円じゃなく、磨耗でゆがんでますね。
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穴が雪だるまみたいにw


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本当はこんなに綺麗な円


時期的に冬は冷えて鉄が縮むので、ケーブル類が切れやすいみたいです。


マイバス君のケーブルも納車してから1度も交換してなかったので、老朽化で切れたんだと思います(´д`)



  クラッチケーブル交換!

で、予備のケーブルは積んでいたので、トミー毛塚さんのガイドブックに従い交換にトライ!
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家に近いところで切れたのは不幸中の幸いでした。これ、遠方だったら途方に暮れるとこですよw


挿入時の滑りと摩擦を低減させるために、ケーブルのねじの方にグリスを塗りたくる。(ちょっとヤラシク聞こえるのはなぜ?w)
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同じくペダルワークによる摩擦を低減させるため、リング部にもグリスを塗りたくる。
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いざ!取り付け!
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ペダルに取り付け!


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シャシーの穴に通して後ろまで引きます!


で、何とか下を通し、ボーデンチューブが中々通らなかったけど、何とか通った!!後は長ねじで閉めるだけ!!


っと、ここで問題発覚!


ケーブルが付いてたとこまで届かない・・・!!どう頑張ってもねじがリングを通らない(´;ω;`)
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ちなみにクラッチケーブルの上の細いのはアクセルケーブル


よくよく見てみると、ペダル下を通した後の通過ルートを一つ隣に間違えた模様wくっそw


何とか通したボーデンチューブに再度挑戦しなきゃならないことに軽く絶望しながら、ケーブルを一旦スタート位置まで戻し、再度引きなおしましたw


ちゃんと蝶ねじに届いた!


あとはペダルを踏み、ケーブルの遊びを調整!
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実際に数回踏んでみて感触を確認し、交換を終了しました。



  最終チェックはショップに

近所を走ってみた感じは問題なさそうだったんですが、車の要の部分なのでちょっと不安。


ちょうどオイル交換の時期だったので、ショップにオイル交換をしてもらい、ついでにケーブルも見てもらいました。


そしたらメカニックさんから「ちゃんと出来てるねー!」とお褒めの言葉を頂きました(´^∀^`)


で、ちょっと不安だったのがボーデンチューブのこと。
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https://www.flat4.co.jp/products/detail.php?product_id=2515


クラッチケーブルを交換する時は、一緒にボーデンチューブを交換すること!とガイドブックに書いてあったのですが、僕はそれの予備を持ってなくて、とりあえずケーブルだけ交換したんです。


で、その旨を相談したところ、本当はその方が良いんだけど、ケーブルが切れた所がボーデンチューブの位置じゃなければ、そこに負荷が掛かって切れたわけじゃないから、大丈夫だろうとのことでした。


その後は車検も無事に通り、青森への2回目の帰省も出来たので、とりあえず成功したと思ってますw


ですが、ボーデンチューブ内が1番クラッチケーブルに負荷がかかる所らしく、ボーデンチューブ内でケーブルが切れるとチューブ自体もダメージを受けるため、本当は一緒に交換することが望ましいらしいです。皆さんはそうしてくださいw 



以上!ワーゲンバストラブル記⑤でしたー!
(о\_!_/о)