どもです!ワーゲンバス旅人ブロガーのたむ(@tamunikki_type2)です!
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  • ワーゲンバス乗りたいけど、トラブルって具体的にどんなことが起きるの?

そんなワーゲンバスに乗りたいけどビビっているあなたに、22歳からワーゲンバスオーナーである僕が体験したトラブルを、事例と原因をまとめて紹介します。

今回紹介するトラブルは、走行中にクラッチケーブルが切れたので、自分で交換して路上復帰した事例です。




何の前触れもなく、走行中に車後方から大きな音がした!


その時は突然来ました。

出掛けようとマイバスくんを運転し、最初の信号に差し掛かって止まっていたときです。

信号が変わったので、発車しようとクラッチを踏んだら、車の後ろの方から

「バツンッ!」

っていう、まあまあな大きさの音が聞こえたんです!


もうそのときは何が起きたのかわからず、とりあえず後ろを振り向きましたw

でも、後ろには車がぶつかっているわけでもなく、何も無い。


とりあえず、近くのコンビニに行って様子見てみるかーと思い、ギアを2速に変えようとしたら、

「ガリガリッ」

っていう音がしたので、クラッチが切れていないことが判明。


クラッチペダルは床まで踏み込んでいたので、これで「クラッチが切れていない=クラッチケーブルが切れている」ということに気が付きました。


ちょうどこの数日前に、クラッチケーブルが切れて自分で直した人のブログ読んでいたので、音と症状で直ぐに「切れている」と分かりました。


このままクラッチが切れていない状態で無理にギアを変えると、ギア自体が破損してダメージが大きくなると思ったので、1速のまま何とか家へ戻りました。


大きな音の原因は、クラッチケーブルが切れた音だった!


なんとか無事に駐車場についたので、トミー毛塚さんのガイドブックに従い、クラッチケーブルがある辺りのマイバスくんの下に潜り込みます。

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下に潜り込んでクラッチケーブルの辺りを確認したところ、案の定、クラッチケーブルが断線していました。

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リフトアップせずに地面に駐車したまま、タイヤがある状態クラッチケーブルを交換する作業をするにはスペースが狭く、無理がありました。

なので、作業し易いようにタイヤを外し、タイヤの台座をウマという道具に乗せました。

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ドラムブレーキの左側に見える赤い三脚のようなものがウマです。

ウマに固定後、クラッチケーブルの先に点いてる蝶ねじを回して外し、ケーブルを取り外しました。

蝶ねじは手では回らないほど固く締まっていたので、プライヤーを使用して外しました。

車を動かすために重要な部品なので、手で回らないほど固く締めてあるのは正常です。


不意に外れでもして事故になったら大変ですからね。

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外したクラッチケーブル。

綺麗に芯の線以外が断線していますねw

よく信号から家まで持ってくれました。

不幸中の幸いですね!


またよく見ると、芯線だけじゃなく、クラッチペダルと繋げるための輪っか部分も綺麗な円じゃなく、磨耗で雪だるまのように歪んでいました。

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新品は以下の写真のようにきれいな円の形をしているので、どれだけ摩耗していたかがわかります。

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冬は時期的に気温が冷えて鉄が縮むので、ケーブル類が切れやすいみたいです。

マイバス君くんケーブルも納車してから1度も交換してなかったので、老朽化で切れたのだと推測されます。


【手順紹介】切れたクラッチケーブルを自分で交換してみた!

予備のクラッチケーブルは持っていたので、トミー毛塚さんおガイドブックに従って、交換作業をやってみました。

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ケーブル挿入時の滑りと摩擦を低減させるために、ケーブルのねじの方にグリスを塗りたくります。

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同じくペダルワークによる摩擦を低減させるため、クラッチペダルに繋げるリング部分にもグリスを塗りたくります。

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グリスを塗り終わったら、ケーブルの取り付け作業に移ります。

まずは、運転席の下の部分に潜り、クラッチペダルとクラッチケーブルをつなげます。

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取り付け後、クラッチケーブルのネジ側を、元のケーブルが通っていた穴やチューブに通していきます。

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何とかクラッチケーブルを運転席から車体後方まで通し、後は蝶ねじで締め付けて固定するだけというところまで来ました。

途中、蝶ねじを固定する直前のところに、車体とケーブルの摩擦による摩耗を避けるために設けられている「ボーデンチューブ」が中々通らなかったけど、何とか抜き差しして通しました。

作業時間としては一時間ほどですかね。



そこでいざ蝶ねじを締めよう!っとなったところで問題が発覚。


ケーブルが蝶ねじで固定されていたところまで届かなかったんです!!

どう頑張ってもケーブルのねじ部分が、蝶ねじで固定するリングを通らないんです。

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よくよく通したところを確認してみると、ペダル下を通した後の通過ルートを一つ隣に間違えた模様w


何とか通したボーデンチューブに再度挑戦しなきゃならないことに軽く絶望しながら、ケーブルを一旦スタート位置まで戻し、再度引きなおしました。

そして、ちゃんと蝶ねじを締めるリングまで届きました!

とりあえず蝶ねじを仮止めし、ペダルを踏みながら遊びを確認し、ケーブルの締め具合を調整します。

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わかりづらいですが、ペダルのワーゲンマークあたりの高さにあるゲージが見えると思います。

ペダルを手で押して、力を入れないと動かなくなるところまでの距離を測ります。

僕の経験則ですが、大体1~1.5cmくらいが調度いいと思います。


手押しでの遊びを確認後、実際にペダルを数回踏み込んでみて感触を確認し、交換を終了しました。


クラッチケーブルを交換するときは、ボーデンチューブも一緒に交換することをおススメ!


交換後に近所をぐるりと走ってみた感じは問題なさそうだったんですが、車の要の部分なのでちょっと不安に。

ちょうどエンジンオイル交換の時期に差し掛かっていたので、ショップにオイル交換をしてもらいつつ、自分で交換したクラッチケーブルも見てもらいました。


そしたらメカニックさんから

「ちゃんと出来てるねー!」

とお褒めの言葉を頂きました(´^∀^`)


ですが、自分で交換してお褒めの言葉を頂いたものの、不安だったところが一つありました。

それはボーデンチューブです。
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https://www.flat4.co.jp/products/detail.php?product_id=2515


クラッチケーブルを交換する時は、一緒にボーデンチューブを交換すること!

とガイドブックに書いてあったのですが、僕はボーデンチューブの予備を持ってなくて、とりあえずケーブルだけ交換したんです。


で、その旨を相談したところ、本当は一緒に交換したほうが良いけど、ケーブルが断線してる箇所がボーデンチューブの位置じゃなければ、ボーデンチューブとケーブルが擦れて負荷が掛かって切れたわけじゃないから、大丈夫だろうとのことでした。


その後は車検も無事に通り、青森への長距離ドライブも問題なくできたので、ケーブル交換は成功しました。


しかし、ボーデンチューブ内が1番クラッチケーブルに負荷がかかる所らしく、ボーデンチューブ内でケーブルが切れるとチューブ自体もダメージを受けます。

そのため、本当は一緒に交換することが望ましいらしいです。


最低でもケーブル類などの予備部品は持っておこう!


今回はクラッチケーブルの予備を持っていたので自分で交換ができましたが、空冷ワーゲンに乗るなら予備部品は車のトランクボックスに常備しておきましょう。

少なくとも、

  • アクセルケーブル
  • クラッチケーブル
  • ブレーキケーブル
  • ヒューズボックスのヒューズ
  • ファンベルト
  • デスビのポイント

を積んでおくべきです。

これだけでも積んでおけば、最悪路上で動かなくなっても自分で交換できれば復帰することができ、ショップへ駆け込む時間を作る可能性が広がるためです。


また、部品も年代で型や仕様が違ったりするので、予備を買う前に自分のワーゲンに使用されている部品の型を確認しましょう。

そうしておかないと、いざ交換しなければという自体になった時、型が違くて付けられないという事も有り得ます。


実際、出荷当時の年代と同じ型の部品を全て備えている空冷ワーゲンは、フルレストアで部品を全てその年代で新たに揃えない限りほとんど有り得ません。

これは、部品の汎用性が高く、生産から50年以上経った現在でも互換性がある部品を付ければ動かすことができる空冷ワーゲンのメリットでもありますが、デメリットでもある点です。


現に、僕はデスビのポイントという部品の型を確認せずに予備を購入し、いざ交換しようとしたら型が全く違って、取り付けできなかったことがあります。

そのおかげでレッカー代10万円を払って帰還したことがあるので、あなたはくれぐれも部品の型を確認してから購入してくださいw

関連記事:「【トラブル記④】夏でもないのにオーバーヒートみたいな症状?もしかしたらそれ、ポイントが不調かもよ!


予備部品を積んでいて良かった!


以上、クラッチケーブルが突然断線したけど、自分で交換してみた事例の紹介でしたー

本当に空冷ワーゲンに乗っていると、突然何かの部品が壊れたりすることがあります。

そのタイミングは殆ど予期できませんが、予備部品を積んでいることで延命措置ができたという事例は多くあります。

なので、予備部品は必ず購入し、愛ワーゲンのトランクルームに積んでおきましょう!

あなたのワーゲンライフがゴキゲンになりますように!

それではー|°о\X/о°|