どもです!ワーゲンバス旅人ブロガーのたむ(@tamunikki_type2)です!
ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ

僕のワーゲンバスことマイバス君は、フロントの窓が開くようにサファリウインドウがついております。
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窓開けながら走ると風がもろに入ってきて気持ちいいんですよね~!


ですがこのサファリウインドウ、雨漏りが発生しやすく、ワーゲンバスオーナーさんの悩みの種の一つ。

僕のマイバス君も例外では無く、納車当時から雨漏りがひどかったんです。


こういうものだから仕方ないって思ってたんですけど、調べてみたら、意外とDIYすると被害が抑えられるらしい(・∀・)


その後、自分で直してみたら劇的に雨漏りが減ったんです!


お陰でそれまで敬遠していた、水を使った洗車ができるようになったんです!


今回は、そんなサファリウインドウの雨漏りを解消した、僕のやり方をシェアします!!



よくある雨漏り対策

まず、よくある雨漏り対策として、窓枠とボディの間に水が入らないよう、マスキングテープを貼る方法があります。
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http://www3.plala.or.jp/sasatomo/vw/rain.html


これが1番簡単で、雨が確実に入ってこない方法なんですが、いかんせん不格好なんですよねw


さらに、週一でワックスをかけているような車体や、塗装が新しいものならまだ良いんです。


が、塗装が古くなってたりすると、マスキングテープを剥がした時に塗装が一緒に剥がれますw


実際、僕もテープ貼って対策してたんですが、塗装に光沢が無いくらい古かったので、剥がした時に塗装が1部剥げました(´;ω;`)



何が原因かを探る

まずは、漏れている原因を探しました。


サファリウィンドウのハマりが良くないと漏れやすいと聞いたので確認。


ですが、マイバス君のサファリはツライチになっているので、それが原因ではない。

もしハマりが原因なら、一度サファリを外し、丁度よくハマる所に再度取り付けが必要です。


今度はウインドウシールの点検。

ここがダメだと、シールの取替が必要です。


で、よく見てみたところ、ウインドウシールが劣化して、ベースからゴムチューブが一部外れていました。


さらに、チューブにヒビが入っており、そこからも水が侵入していたっぽい…

しかも、左右両方が同じ状態でした。


原因はこれっぽい!



用意するもの

ウインドウシールを交換するのに用意したのはこちら。
  • 新しいウインドウシール
  • ゴムハンマー
  • コーキング剤(シール剤)
  • コーキングガン
  • ゴム手袋(使い捨て)
  • マスキングテープ
  • ドライバー
  • クリンワックス(窓枠掃除用)
  • ペンチ
の計9個です。



劣化したウインドウシールを剥がす

まずはサファリウィンドウを車から取り外します。


ステーの蝶ねじを全て緩めて外し、次にボディに固定している蝶番のネジを取り外します。
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サファリの付け根部分の蝶番


ガラスが意外と重いので、落として割らないように気を付けましょう。


サファリウィンドウを外したら、今度はウィンドウシールをペンチを使って剥がします。


剥がすとこの方の画像のようになります。
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HOLYSMOKE


窓枠が丸出しになりましたね!
で、窓枠がせっかく丸出しになったので、ここを綺麗にしてあげましょう!


こういう機会がないとここは綺麗にできないのでw


錆がひどい場合は上の方と同様の処置がいいと思います。

僕の場合は塗装がちゃんと残っていたので、剥がれた錆やごみを取り除き、このワックスを使って綺麗にしました。



WAXの革命児ことクリンワックス。

このワックスめちゃくちゃ良いんですよ!!


液体ワックスの中に微粒子の研磨剤が入っているので、車体の小傷は目立たなくなるし、メッキ部分にも使用できる優れものです。

なので、メッキに掛からないように気をつけながらワックスがけしなくていいんです!

まさに革命児!w



ウインドウシール取り付け

綺麗に掃除が出来たら、いよいよウインドウシールの取り付けです。


FLAT4さんのウインドウシールが良かったんですが、ショップにはちょっとゴツめの物しかなかったんで、それを取り付けましたw


で、手で押し付けるだけだとハマりが甘くなるので、ゴムハンマーを使って叩き、しっかりハメていきます。


特にコーナーの部分とステーが当たる部分が浮きやすいのでしっかり叩いてハメます。
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余りに力入れすぎると歪むかもなので注意!


ステーがきつめに付いていると中々ハマらないので、ステーを調整するか、ウインドウシールの一部を加工して取り付けます。

僕はステーに角度を付けても微妙に入らなかったので、シールのベース部分をニッパーで加工し、ぴったり付くようにしました!
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サファリウインドウの取り付けと調整

シールの取り付けが終われば、次はサファリのハマり具合の調整です。


もともと着いていたところに一旦仮止めし、シールへの当たりが均一かを確認します。


OKであればそのまま取り付けます!


僕の場合はもともと付いていたシールより、後付したシールの方がゴツかったので、ちょっと前の方にズラして調整しました。


また、ゴムチューブも太くなり、ラッチを閉めるのに負荷が強くなってしまったので、ラッチ、ステーを1部加工しました。

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その後、再度サファリの閉まり具合を確認して、最後の仕上げに移ります。



シールとボディの隙間を埋める

この工程をしっかりやれば、雨漏りを最小限に抑えることが出来ます!忘れずにやりましょう!

※コーキング剤が完全に乾くのに1~2日は掛かるので、天気と用事を確認してからやりましょう!


まず、作業しやすいようにサファリを全開にします。


全開にしたら、シールから1mmほど隙間を空けてマスキングテープを貼っていきます。


テープを貼り終えたら、隙間や浮きが無いか確認してください。

このチェックを確実にやることで、見栄えや後の掃除が楽になりますw


チェックがOKなら、コーキングガンにコーキング剤をセットし、シールとテープの隙間に乗るよう、打ちながら引いていきます。

だいたい、コーキング剤が1mmの太さになるように。


引き終わったらゴム手袋を着用して、指でコーキング剤をなぞり、隙間に埋めていきます。
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強くなぞると必要な分のコーキング剤も取れてしまうので、取りすぎず残しすぎずの感覚でやってくださいw
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普通はヘラでなぞるんですが、指でやった方が細かいとこにも入りやすく、修正もしやすいので、僕は指でやってます。


また、サファリの蝶番の辺りにはマスキングテープは貼れませんが、見えないとこなので多少汚くなってもOKとしましたw

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この上の部分までしっかりやることが肝心です!


最初やった時にここのコーキングを忘れてしまい、雨が降ったらダダ漏れになった事がありますw


ですが、ここをしっかりやったら雨漏り改善したので、皆さんは忘れないように!


で、1~2日しっかり乾かせば完成です!


車庫やガレージがある場合はそのままでも大丈夫ですが、僕は青空駐車なので防犯もかねて、上からボディカバー掛けて乾かしました。
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ウインドウシールに癖をつけて完成!

コーキングが乾いたら、サファリを閉めてウインドウシールに癖をつけます。


これをしておかないと、サファリを開閉したときに微妙に当たりがずれて漏れることがあります。


サファリを閉じたまま大体1ヶ月ほど置いておけば癖が付くので、開けたい気持ちを抑えながら待ちましょう!


以上、サファリの雨漏り改善のシェアでした~!


使用した道具一覧。