そのため、日本に来るまで雨を経験していないので、どこから水が漏れるか分からない場合が多いです。

よほど手を掛けているレストア車（※）くらいじゃないと、ほぼ確実にどこかしらから水が漏れます。

※レストア車：中古で仕入れた車体を、新しいパーツをふんだんに使用して新車同様のクオリティまでに仕上げた車体のこと。価格は天井知らずｗ

そのため、水漏れを一時的に防ぐもっともポピュラーな方法として広まっているのが、窓枠の隙間を覆い隠すように、マスキングテープを目張りする方法です。

この方法だと、水が浸入してくる経路の入り口を塞ぐことが出来るので、水漏れを防ぐことに関しては抜群の効果を示します。

ですが、車体の状態によっては、後々後悔する自体にもなりかねないので注意が必要です！

マスキングテープをオススメしない理由！塗装が剥げるよ！

テープを貼るだけで滝のように漏れてくる水を防げるマスキングテープの目張り。

僕はこの方法を知ってから即座に採用し、

「雨よゆーｗｗｗ」

なんて言っておりました。


そして目張りしてから数日後に剥がしたんですね。

そう、数日後に…


そしたら、

「ペリペリペリ…バリバリィッ！」

( ﾟдﾟ)ﾊﾞ､ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｨ!?


アカン音が聞こえたんですよね。

バリバリって…


よくよく見たら、マスキングテープには白いものが付いている…

恐る恐る車体のほうを見てみると…




塗装剥げたーーーーーーーーー！！！！
(°д°)!!


そうです。

まさかの塗装が剥げたんです（泣

マスキングテープの粘着力に、最表面の塗装が負けたのです（泣


水漏れに関しては効果は抜群だったんですが、その代償に、粘着面の塗装を一緒に剥ぎ取っていきました。

安易にマスキングテープを張った自分をぶん殴りたい（怒


っと思ってもしょうがないので、凹むだけ凹んで、後でちゃんとコーキング剤で穴埋め処理をし、テープを張らなくても大丈夫な状態まで仕上げましたｗ

塗膜が剥がれた原因！それは油分不足！

塗膜が剥がれた原因は、塗膜面の油分不足でした。

ほぼ毎週のように洗車をし、そのたびにワックスを掛けているような状態のボディであれば、塗膜の上に油膜が張るんで、多少の粘着力では塗装は持っていかれません。

ですが、テープを貼った時のマイバス君は月一も洗車が出来ておらず、ワックスも当然塗れていない。


ましてやずっと青空駐車で、紫外線を浴びに浴びており、

「塗膜が光沢を失っている」

ほど弱っていたので、塗膜の保護面みたいなのもどっかいっちゃってたんですよね。


その結果、弱った塗膜面にフレッシュな粘着面が着たもんだから、あっさり負けてしまった。

というわけです。


後日、かかりつけのショップにこの件を話したところ、基本的に毎週ワックス掛けている車以外はやらないほうが良いよと言われました。

勉強代として受け止めて、早急に雨漏り補修したのは良い思い出ですｗ


ですが、逆に言えば

「ほぼ毎週くらいのペースでワックス掛けてるよ！」

って方には有効な手段ではあります。


あなたの愛ワーゲンの塗膜面と相談してみましょう。

マスキングテープより自然乾燥が一番！

以上、マスキングテープでの雨漏り補修をオススメしない理由でしたー

一応、油膜があれば大丈夫と聞きましたが、少しでも不安があるならオススメしません！

水が一時的に中に漏れる事より、塗膜が剥がれることの方がリスク大きいですからね（泣


仮に水が中に漏れたとしても、晴れた日に窓もドアも全部開け放って、自然乾燥するのが一番いいんですから！


僕も未だに雨が降った後は、晴れた日にマイバス君と一緒に日向ぼっこしてます。

愛ワーゲンと日向ぼっこするのも良いもんですよ。

ま、直せるに越したことは無いんですけどねｗ
関連記事：マイバス君修理記①サファリウインドウの雨漏り改善


それではー|°о\X/о°|