どもです!ワーゲンバス旅人ブロガーのたむ(@tamunikki_type2)です!
ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ

  • ワーゲンバス乗りたいけど、トラブルって具体的にどんなことが起きるの?

そんなあなたに、22歳からワーゲンバスオーナーである僕が体験したトラブルを、事例と原因をまとめて紹介します。

今回紹介するトラブルは、納車してから2週間目に高速道路で動かなくなった、僕のワーゲンバスことマイバスくんのお話です。





納車2週間目に、初めてイベントに参加しに行った!


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2010年11月5日に僕の下へ納車されたマイバスくん。

納車してからは、毎日の通勤の足として運転していました。

といっても片道10分程度の距離のため、長距離走行はまだこの時点では未経験でした。


そんな時、当時mixiで知り合っていたワーゲンバスのコミュニティの方から誘われ、静岡県袋井市で行われるTeaBREAK(ティーブレイク)というイベントへ行くことに。

会場は、僕の住んでいるところから片道120kmほどの距離。

しかも高速初乗りという状況。

ですが、納車してからは変な挙動も特に無かったので、全然いけるくらいの気持ちで参戦することにしました。


当日は朝6時頃発で、行きの途中にあるパーキングで待ち合わせし、快適なクルージングをしながら会場に着きました。

そう、片道約120kmの行きはまったく問題なく、会場に着くことができたんです。

自走では初のイベント参加だったため、テンション上がりまくりでしっかりイベント終わるまで滞在し、16時くらいに解散、帰路に就きます。

そして、この帰路の途中にトラブルは起こりました…


帰りの高速道路で渋滞に捕まり、エンジンを吹かしまくってたら動かなくなった!


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帰りの高速に乗ってしばらく走ってると渋滞につかまりました。

確か上り坂で車線が減少しているようなところで、渋滞しやすいポイントだったんです。


それまでは快適にドコドコ言わせながらクルージングさせてたのですが、納車2週間目の空冷ワーゲン初心者の僕はやらかしました。

渋滞につかまったもののすぐに抜けれると思って、車間が少し空くたびにエンジンを吹かしまくって進んでいたんです。

これがまずかった...


水冷式のエンジンであれば、エンジンが熱くなってもラジエーターという冷却水で冷やすので特に問題ないのですが、空冷式エンジンのエンジンを冷やす媒体は、その名のとおり空気です。

エンジンのクランクボックス上部にクーリングファンが付いており、それが回ると外気を取り入れてクランクボックスなどに風が当たり、熱くなったエンジンを冷やすという仕組みなんです。

仕組みはTAGさんという方のブログ記事が分かりやすいです。


この機構は通常走行時には快適に冷やしてくれるんですが、渋滞などでアイドリング状態が長くなると取り入れる外気も熱いし、風量も稼げないために冷却能力が落ち、エンジンを段々冷やせなくなります。

そうするとエンジンが熱くなっていくんですが、さらに熱くなりすぎるとオーバーヒートという現象が起こり、燃料がうまく回らずにアイドリングが不安定になって、エンジンが止まってしまう症状が起きます。


このときの僕はそんなトラブル事例なんか知らないので、渋滞に捕まりながらも吹かしまくってしまったため、エンジンがオーバーヒート気味になって止まってしまいました。


焦ってセルを回しまくったら、バッテリー残量が無くなって詰んだ!


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僕は渋滞の中とはいえ高速道路上で動かなくなったことに焦り、急いで路肩に手押しで移動しました。

移動後、「すぐに動かして脱出しなきゃ!」と焦って、エンジンをかけようと何度もセルを回しました。


一発でエンジンがかかれば何ら問題の無いことですが、エンジンがまだオーバーヒート気味で燃料がうまく回らないので、エンジンは掛かりづらい状態。

一発では掛かりません。

オーバーヒート気味のときは、エンジンが冷めてから回すのが鉄則です。

大体、10分~30分ほどエンジンフードを開けていれば冷えるんですが、そんなことも知らない僕は、何度もセルを回します。


そしてセルを回すのって以外にバッテリー消費するんですが、それも知らない僕。


結果、セルを回しすぎたがゆえにバッテリー残量が少なくなり、セルすら回らなくなりました。

はい、ここで完全に詰みましたw

焦ってもいいことないですねw


ここで自分の手には負えないと思って保険屋に電話し、レッカー呼んで渋滞から離脱しました。

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まとめ:動かなくなっても焦らない心を持とう!


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このときのトラブルの正しい対処法としては、
  • 渋滞に捕まったら必要以上にエンジンを吹かさない
  • もしオーバーヒート気味でエンジンが止まったら、すばやく路肩に止めてエンジンデッキリッドを開けてエンジンを冷やす
  • セルを回す間隔を十分に取る
ですかね。


もっとも、今ではそうならないように、
  • 渋滞に捕まりそうなポイントの前では休憩してエンジンを冷ます。
  • 高速巡航2時間経ってたら休憩。(そのまま渋滞ハマったらエンジン熱々ですw)
  • 渋滞に捕まりそうな時間帯を避ける。
を心がけています。

せっかくワーゲンでゆっくりゴキゲンに走ってるんだから、ゆったり行きましょうw


ちなみにこのレッカー脱出後もセルが回りづらくなったので、お世話になっているショップに相談したところ、発電機そのものが弱ってる事が発覚しました。

発電機が弱くなっていたからバッテリーが充電されず、セルを回すと電池切れを起こしていたみたいです。

その後、発電機をジェネレーターからオルタネーターに更新しました。

更新後の発電機系トラブルは、今のところ起きていないですよー


トラぶるけど、やっぱり空冷ワーゲンは楽しいよ!


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以上、僕が初めて体験したトラブル事例を紹介しましたー

電気系のトラブルはホントに予兆が気付きづらいものが多いので、慣れるまで時間が必要ですが、そうやって自分とワーゲンが馴染んでいくのも楽しいですよ!

今ではホントに発電気系のトラブルは起きていません。

キャンプにガシガシ乗っていますが、不安すら覚えないほどですよーw

あなたも一緒に空冷ワーゲンをゴキゲンに乗っちゃいましょう!

それではー|°о\X/о°|